養子になる前後の贈与に係る相続時清算課税の適用
年の途中に贈与者の養子となった場合において、同年の養子となる前後に贈与者から財産をもらったときには、その双方の贈与について相続時清算課税の適用を受けることができるのでしょうか?

年の途中に贈与者との養子縁組等により贈与者の推定相続人となった場合において、財産をもらった年の1月1日の時点で、贈与者が65歳以上、その推定相続人が20歳以上であるとき、推定相続人となる前となったとき以降の計2回にわたって財産をもらい、この年の贈与につき相続時清算課税を選択したとします。
すると、贈与者の推定相続人となる前の贈与については相続時清算課税の適用を受けることができませんが、推定相続人となったとき以降の贈与についてはその適用を受けることができます。

なお、このときの贈与税額の計算に関しては、推定相続人となる前の贈与については暦年課税により行って110万円の基礎控除を受けることができ、推定相続人となったとき以降の贈与については相続時清算課税により行います。